のんのんの秘密③
こんにちは!
今回も私の告白にお付き合いいただければと思います。
今まで→
順調に看護師になり、付属の大学病院の救命救急センターに配属されるという、一見すれば花形のように見えますが、そこでぶち当たった壁
それは、
「どんな看護師になりたいのか分からない!!」
たぶん、長年夢を追い続けてその夢が叶った人が陥りやすいケースだと思いますが、
私もまさにそれに陥りました。
小さい頃からのなりたい看護師は、優しい看護師
上司から求められる目指してほしい看護師は、(評価可能な)認定看護師やヘリナース
とにかく他人(母)にストレスを与えないように生きてきた私は、
自分の意見を言うこともストレスを与えると考えて、意見を言うことすら基本的に放棄してきていたため、上司や先輩の要求に答えようとしました。
倍率の高い救命センターに入職したいわけではなかったのに配属されたため、なぜ救命センターに入りたかったのか先輩に聞かれるたびに付け焼刃の答えを並べ、
必修のBLSのコースを受けて、ボランティアで地域のBLS講習やトリアージ講習に先輩たちと行き、
ヘリナースの講習も受けてみたり、、
認定看護師になるには、短大卒の私の場合、大学への編入が必須だし、ヘリナースになるにも無線の知識などが必要になるなど
期待に応えようとする努力だけでは到底難しい世界がありました。
他にも人間関係の問題や、
日中の処置のために朝4時頃から栄養剤投与や体拭きをするなど、「こういうもんだ」と思えば済む話だったかもしれないけど、私には違和感しか出てこなくて、
だんだん
「私がしたい看護はこんなんじゃない!」
と思い始めました。
でも、私のやりたい看護がなかなか見つからず、3年目は他病棟への応援看護師を約半年して、やりたい看護を模索していました。
応援で働いた一般病棟で、患者さんとの言語的なコミュニケーションが取れた(救命センターでは基本的に人工呼吸器で話せない人がほとんど)のも嬉しく、一般病棟へ異動しました。
そこでの経験は今でもかなり生きていて、
もっと深いコミュニケーションを取れるようになりたい!
医師と患者の懸け橋になる看護師になりたい!
と思うようになりました。
ですが、大学病院という性質上、次から次へと患者が来るため、ゆっくり話をすることは難しく、もっとゆっくり話ができる病院で働きたいと探して、回復期リハビリテーション病棟のある病院へ転職しました。
回復期リハビリテーション病棟では、確かにコミュニケーションを取ることはできて、物足りなさも感じつつ楽しくやっていたのですが、急激な体重減少や脱毛など体の不調が次々と出始めました。
また短大時代の友達や元同僚たちが、次々と心を病んでいる状況を知って、何とかしたいと思うようになりました。
そんな時に運命の出会いがありました!!
つづく